販売店からのオススメポイント!
こちらは店主と25年ほど付き合いのある仲間からの委託販売車両になります。
前オーナーさんは板橋区にある金属加工の法人で、BMW東京のアプルーブドカーで1年落ちの車両を購入し最近まで所有されていたそうです。
ガレージ保管でしたので、外装は平成10年登録の車両に見えない状態を維持しているかと思います。
外装で目に付く傷はほとんどなく、強いて挙げるならばリヤバンパー上部の小さい傷位になります。
ライト点灯・消灯時もレンズに劣化の小ヒビ等は見られません。
ウインドウ周りのモールのゴムが劣化で一部欠落していますが、機能的にはほぼ問題はないかと思います。
内装では運転席にレザーの汚れがありますが、気位なるようであれば納車までにインテリアリペアに出して座面・背もたれを塗りなおしてもらうこともできます。
その際は66,000円ほどで作業をしてもらうことが出来ます。
天張りは浮きではないのですが、そう遠くないうちに浮いてきそうな気配は感じます。
運転席以外の座席のレザーの状態は良いですし、クッションのへたりもなく家庭用ソファのような快適な座り心地です。
当店入庫後に20キロほど試乗を行っていますが、エンジン・ミッション共に違和感を感じる点はありませんでした。
アイドリングはとても静かで安定していますし、アクセルを踏むと湧き上がるパワーをひしひしと感じます。
停止時・走行中もミッションに変速のショックはなく、これならば信頼できそうと思えます。
BMWに限らずV12は何かが起きたときに大掛かりな修理を必要とすることがありますが、現時点では不安を感じるコンディションではありません。
現段階で気づいている点をあげますと、右ドアミラー(助手席側)の開閉が作動したりしなかったりという状態です。
それとエンジンを始動した際にリヤのローラーブラインドの左側辺りから何かが空回りするような音が15秒ほど続きます。
走り出しますと半ドア警告灯が付きますが、おそらくドアのセンサーが誤診断をしているものと思われます。
これらは現状のままでのお渡しをさせていただきますが、ご希望であれば点検・必要な対処を行うことも可能です。
世の中の流れで自動車はEV化の路線を進み、ガソリンエンジンはダウンサイジングされV12エンジンの存在自体が危うくなってきています。
希少なV12エンジンに加え、街中でこちらに気づいた人はあまりのボディの長さに2度見をするさまは実に愉快です。
現車をなかなか見ることのないL7、文化遺産を残す気持ちでお迎えされてはいかがでしょうか?
維持をしていくにあたり時間とお金がかかるかもしれませんが、日本国内での販売車両はこちらだけですし貴方の中の物欲をきっと満たしてくれることと思います。