業界用語集
アルミホイール(AW)
アルミホイール (aluminum wheel)は、車輪の構成要素である、リム、スポーク、ハブのすべて、または大部分をアルミニウムを用いて製造した自動車の部品のこと、アロイホイール(alloy wheel)と呼ばれる場合もある。
ETC
ETC(Electronic Toll Collection System、エレクトロニック・トール・コレクション・システム)は、国土交通省が推進する高度道路交通システムの一種、「ノンストップ自動料金収受システム」と呼ばれることも多い
委任状
登録などの手続きを依頼する場合、代行を依頼していることを正確に文書で示した委任状が必要になる。自分で登録手続きを行う場合は必要無い
印鑑証明書
登録に使用する場合は過去3ヶ月以内のものが必要
ABS
アンチロック・ブレーキ・システム (Antilock Brake System: ABS) 急ブレーキあるいは雪上や氷上などの低摩擦路でのブレーキ操作においてタイヤがロックし滑るのを防止する装置
エアコン
エアーコンディショナーの略語、車内の空気の調整を行う機器のことで、冷暖房以外にコンプレッサーを利用して車内の除湿を行うこともできる。国産車の多くは室内温度にあわせて自動で調整してくれるオートエアコンが主流となっている
エアバッグ
正確にはSRSエアバッグシステム(SRSはSupplemental Restraint Systemの略)と呼ばれ、気体により瞬時に膨らむバッグによって、衝突時に乗員にかかる衝撃を緩和する
エアロ
ノーマルの外観をより美しいスタイリングに変えたり、走行時に車体が受ける気流を整えるために、取り付けるエクステリアパーツ(外装部品)のこと
SUV
日本では「Sports Utility Vehicle」、米は「Space Utility Vehicle」の略としてこう呼ばれる。オフロードタイプの4輪駆動車に乗用車的な要素(高級&快適性)を加えた車、日本車では初代サファリや初代パジェロなどが起源とされる
MD/MDチェンジャー
MD(ミニディスク)を聴くことができる機械のこと、チェンジャーは専用マガジンにMDを数枚まとめてSETすることができて数種類のMDを楽しむ事ができる
エンジン
燃料と空気の混合気をシリンダ中に吸入し、この混合気をピストンで圧縮したあと点火、燃焼・膨張させて(予混合燃焼)ピストンを往復運動させる内燃機関のこと
オートマ
車のスピードを変える際、クラッチもシフトもせず自動的に変速してくれる仕組みのこと
オープンカー
オープンカーとは、屋根のない、もしくは屋根を開放することのできる自動車を総称する呼称、米国ではコンバーチブル、英国ではカブリオレと呼ばれる。オープンカーは完全な和製英語
オプション
車の契約の時点で標準のグレードには無い後付の装備品のこと。工場のラインで取り付けられるものをメーカーオプション、販売店(ディーラー)に届いてから取り付けられる商品をディーラーオプションと呼ぶ
カーオーディオ
車の中で音楽や映像を楽しむための機器の総称
カラー
ボディーの色のこと、最近は横文字の名前のものが国産車輸入車にかかわらず多いので何色なのかすぐにはわかりにくい。検討段階で実際の色を確認しましょう。太陽の下と屋内展示された蛍光灯の下では色あいが全く異なるので注意!
寒冷地仕様
積雪地に対応する製品として「雪国仕様」があり、それに低温対策を施したものが「寒冷地仕様」となる。バッテリーの容量の増加、大型バッテリーへの変更、ワイパーモーターの強化やコンピューターの設定変更、オルタネーター(発電機)の強化などが施される
キーレス
ドアロックの施解錠を遠隔操作で行う仕組みで正確には「キーレスエントリー」と呼ばれる
記録簿付き
新車で購入した際、ディーラーから配布される整備手帳が保管されて付いているという事、1オーナー&手帳付き&走行距離が短いというのは中古車でも高く評価される
クーペ
2人乗りで2ドアの自動車のうち、固定された屋根を備える自動車。最近ではスポーティなスタイルを持つ自動車という意味で、4ドア車に用いられることもある
駆動
エンジンで得た出力が発生させる動きのこと
クロカン
一般的にラフロードやオフロードと呼ばれる砂地、泥沼、岩場など、一般的な乗用車では乗り入れることが困難な地形を走破するための車の呼称。SUVに比べ、機動性は高いが居住性・快適性などの優先順位は低い
軽自動車
日本にしかない独自の規格内で製造される車、全長3.4m以下、幅1.48m以下、高さは2m以下の3サイズでエンジンの排気量は660cc以下という規定の元で作られている。最近は海外でも注目され、欧州や米国でもK-Carの名前で呼ばれている
軽油
原油から精製される石油製品の一種で、主としてディーゼルエンジンの燃料として使用され、その用途のものはディーゼル燃料ともいう
後輪駆動
エンジンで得た出力を後輪に伝える車のこと
コンパクトカー
一般的には軽自動車ではない1リッタークラスの小型車のことを総称してこう呼ぶ。パッソやデミオ、マーチやヴィッツ等々で排気量も1000cc~1500ccのモデルが多い
サイドミラー
走行中の自車の左右の安全を確認するためのミラー、両側ドアに取り付けられていることが多い
サスペンション
"サスペンション(suspension, 懸架装置)とは路面の凸凹を車体に伝えない緩衝装置としての機能と、車輪、車軸の位置を決め、車輪を路面に対して押さえつける機能を持つことで、乗り心地や操縦安定性などの改善を目的とする機構"
サンルーフ
サンルーフ(Sunroof)とは、自動車の屋根に装備される開口可能な装置の呼称。ガラスやプラスチック製のものがある
3列シート
昨今流行の7人乗りミニバン&1BOX等で、フロント2席、二列目が3席、そして最も後端に設けられた6人目と7人目が座るシートが前から数えて3列の事をこう呼ぶ。前から数えて3列目のためこのように呼ばれている
在庫車
販売店が持っている車のこと
CD/CDチェンジャー
CD(コンパクトディスク)を聴くことができる機械のこと、チェンジャーは専用マガジンにCDを数枚まとめてSETすることができて数種類のCDを楽しむ事ができる
自賠責保険証明書
自動車損害賠償責任保険の略。車の所有者、使用者には加入することが義務付けられている。この保険に加入していることの証明書
車検
車を運行する上で定期的に受けなければならない法律で決められた検査のこと、普通乗用車は新車で購入すると3年、以後2年毎、軽自動車は新車購入時から毎年2年、貨物車などの普通貨物車は毎年受けなければならない
車庫証明取得代行費用
車を維持するには通常必ず必要な車庫証明書の申請、引き取りを販売点が代行する場合の費用
車庫証明書
車を保管する場所が確保されているかを証明してくれる書類。駐車場のある住所を管轄する警察署に申請して交付を受ける書類
車種
同じ車でも用途に応じて様々なモデルがあるように車毎の種類のこと、セダンやクーペ、1ボックス、ボンバンなど
車名
車に付けられた名称の事、クラウンやアクセラなど、由縁にも様々なものがあり、中には造語から付けられたものもある
集中ドアロック
運転席のロックの施錠、開錠の際に連動して他のドア、リアゲートなど全てのロックが同調して動くシステムのこと
修復歴
修復歴(しゅうふくれき)とは、過去に交通事故や災害などにより、自動車の車体の骨格部位を損傷し、「修正」又は「交換」により修復したことをいう
諸費用
自動車を購入する際の車両価格、法定費用を除いた販売店の手数料のこと
自動車検査証
一般的に車検証と呼ばれる。車にとっては最重要書類
自動車取得税
乗用車は5%、軽自動車や営業用自動車は3%の納税額になる。50万円以下の車は免税
自動車重量税
国税で車の車両重量に対して課税される税金、500kg刻みで課税額が変わる。新車登録時、あるいは中古車でも車検付きの場合は支払う必要は無い、また、永久抹消した場合は規定基準に則って返金される
自動車税
排気量によって税額が変わる都道府県税。年度途中に購入した場合は登録した翌月から年度末までの月数分の金額を納税する。同一都道府県内で売買の際には新ユーザーに納税の必要は無いが販売店に支払うのが一般的
自賠責保険
自動車損害賠償責任保険の略、車の所有者、使用者には加入することが義務付けられている。この保険に加入、もしくは継続していないと車検は受けられない
住民票
車の所有者の現住所が車検証記載の住所と異なる場合などに必要。車を登録してから複数回転居している場合は旧住所の全ての転出証明が必要。車検証記載住所から現住所までのつながりが全て一覧にできないと登録はできない
譲渡証明書
車の売却時に必要な書類で売主と買主が同意の上で車を譲渡していることを証明する書類、実印を捺印するため取り扱いには注意が必要
ステーションワゴン
本来はセダンのデザインからルーフ(屋根)をそのままの高さで後端部まで引き延ばし、部座席のウインドウの更に後ろにも窓を追加したデザインのモデルのこと。日本では長らくライトバンの形状と混同される事が多かったが、モデルの多様化に伴い現在はラグジュアリーラグジャリーなモデルも多くなった
スマートキー
スマートキー(スマートエントリー)とは、機械的な鍵を使用せずに車両のドアの施錠/開錠、エンジン動作やハイブリッドシステムの始動が可能な自動車の機能のことである。ちなみに「スマートエントリー」はトヨタ車の商品名で各社により呼び名は異なる
セダン
ボンネット、4ドアの室内、トランクを持った形状の車
前輪駆動
エンジンで得た出力を前輪に伝える車のこと、現在はこちらが主流となっている
走行距離
新車として登録されてから走ったトータルの距離の事。中古車の中には運輸支局認定サービス工場でメーターの交換を実施し、記録が残っている「メーター交換車」と交換した履歴が無い「走行不明車」があるので注意!業者のプロの世界では過去にオークションに出品された記録よりも走行距離が短い「メーター改竄(かいざん)車」が存在する
タイヤ
車輪のリムを丸く囲む帯状の構造で、地面上を転がる踏面(トレッド)を形成するものの総称
ダンパー
走行中の振動、衝撃を緩衝するシステム、バネの特性による揺り返し現象(周期振動)を緩和し収束するために使用される装置のこと
テレビ(TV)
テレビジョンセットの略、放送局から発信された信号を画像にして表してくれる受像機のこと
点検・整備代
中古自動車を購入し納車するに際して必要な点検や整備費用のこと
DVD
DVD(ディーブイディー)は、デジタルデータの記録媒体である光ディスクの一種。CD(コンパクトディスク)に比べ記録容量ははるかに大きく、CDでは不可能だった長時間映像の記録ができることが特徴である。最近はカーナビで再生し車内で楽しめるものが多い
ディーラー車
ディーラー車とは、ディーラー取扱車の事、各メーカーの正規販売代理店が販売した車の事で、新車、中古車を問わない。中古車の場合、正規ルートで仕入れた車と言う意味になる。輸入車ではこれに該当しない車を並行輸入車と呼ぶ
トールワゴン
"車高が1,550mmを超え、3列シートを持たないハッチバックがトールワゴンに分類される。車内が通常のハッチバックより広いのが特長。一般的にはハッチバックと合わせてコンパクトカーと呼称する場合の方が多いが一般的な立体駐車場に入らない高さのサイズを持つ車でもある"
盗難防止機能
自動車を盗難から未然に防いだり、盗難に遭った際に自車の位置をすばやく知らせてくれたりする装置の総称
登録代行費用
販売店に運輸支局での名義変更手続きを代行してもらう場合に必要な費用
トラック
一般的には貨物自動車(かもつじどうしゃ)の事で主に貨物を運搬する構造の自動車をいう、自動貨車とも呼ばれる
ドアバイザー
雨の日でも窓を開けて車外の空気を入れたりできるように付ける雨よけのこと
ナビ(NAVI)
カーナビゲーション(Satellite navigation system)は、GPS(全地球測位システム)や自動車に取り付けた車速パルス、ジャイロなどの自律航法装置を利用し自動車の運行時に運転者に対して、ディスプレイ画面上や音声で現在位置や目的地までの走行経路案内を行なう電子機器
年式
車が製造された年のこと、国産車では年明けごとに年式が決まるが輸入車の場合は毎年10月を境にして翌年式と判断される
燃費
1リッターのガソリンで何キロメートル走ったかを数値化したもの。もっとも簡単な計算方法は「満タン法」で、ガソリンを満タンにして、次回に給油するまでの距離を測り(車についているトリップメーターで算出可能)給油した際、満タンにするまで入ったガソリンの量で走行距離を割ると出てくる。例えば前回満タンにした時から400Km走り、給油時に満タンにしたら20リッター入れば400÷20で1リッターで20Km(20Km/liter)走った計算になる。これの良し悪しは経済的な運転の目安にもなるし、エンジンの調子を見る目安としても重要なデータとなる
燃料
自動車を動かすための源となるもの、最も多いのはガソリン、そして軽油、他にはLPガスやメタノール、そして次世代のバイオ燃料なども注目を集めている、これから最も身近になる燃料はやはり電気
納車費用
購入した車をお客さんが指定した場所まで持ってきてもらう費用、自分で引き取りに行く場合は必要ない
ハイオク
レギュラーでも説明しましたが、オクタン価がJIS規格で96以上のガソリンのことを一般的に「ハイオク」と呼んでいる
排気量
ガソリンで動くエンジンは内燃機関と呼ばれ、それぞれのエンジンの中に気化されたガソリンが入り、爆発させる事で動力に変えているが、エンジン内の各シリンダーの容積の合計が排気量 (はいきりょう)である。エンジンのシリンダー内でピストンが上下する範囲の体積を行程容積といい、この値とシリンダー本数との積が総排気量となる。一般的に2000ccで4気筒という場合は行程容積が500ccのものが4本並んだエンジンということになる
ハイブリッドカー
ガソリンエンジンだけでなく他の動力も備えた自動車のことで現在は電気とガソリンエンジンを兼ね備えたタイプが一般的
ハッチバック
跳ね上げ式のリアゲート、或いはガラスハッチを持ち荷物室と車室が隔てられていない車体形状の車を総称した呼び方、リアシートを倒して広い荷室にアレンジできるものが殆どである
ハンドル
自動車を左や右に舵取りをしてくれる操舵装置のこと
バックモニター
車をバックさせる際、後ろの状況をカメラで撮影してカーナビなどのモニタに映し出す機構のこと
バッテリー
自動車のエンジンを始動したり、走行中多くの電力を供給したり供給しながら電力を蓄える電池のこと、自動車の多くは鉛蓄電式のものを使用している
バン
バン (van) 貨物自動車(商用車)。大型貨物車の箱型荷台はパネルバン、軽積載のものはライトバンと呼ぶ。なお、一般的に呼ぶミニバンは商用車ではないためバンの範疇には入らない
バンパー
衝撃や振動を和らげる緩衝装置の事、自動車の前後に取り付けられ、多くの素材は鉄、ポリプロピレン、FRP、カーボンファイバーなど多様な素材が用いられる
パワーウィンドウ
車に取り付けられた各窓をモーターの力で開閉してくれる装置のこと、またはこの装置を付けた窓の呼称
パワーシート
シートの調整を電動モーターで動かすシステムのこと
パワースライドドア
ファミリー向けのボンバン、1ボックスなどのサイドに付くスライドドアを電動にしたもの、リモコンと連動してる場合が多い
パワステ
ハンドル操作を油圧、もしくは電気モーターのアシストで手伝ってくれる装置
フェンダー
回転するタイヤ自体から、あるいはタイヤによる石、泥、水などのはねから乗員や歩行者を保護するもの
福祉車
車椅子を利用している人たちが車椅子のままで乗車できる車、或いは足で操作するアクセル、ブレーキを手元に持ってきて運転することを可能にした車の事。広い意味では車椅子のまま乗車できるバスや、移動式浴槽車なども総称されることが多い
ブレーキ
走行中の車を減速、あるいは停止させる装置である。これらの動作を制動と呼ぶため、制動装置ともいわれる
ヘッドライト
夜間走行する際先方を照らし出すための電灯のこと、以前はハロゲン式のものが主流だったが最近はガス封入式のHID式のものが主流になりつつある
本革シート
シートの表皮に動物の革を用いたもののこと
マニュアル
車のスピードを変える際、自分でクラッチを踏んでシフトし変速する仕組みのこと
マフラー
エンジンの音を小さくしてくれる消音装置のこと
ミッション
車のスピードを変える変速機のこと
見積り
検討している車が手元に届くまでの総額
メーカー
自動車を製造している製造元会社の事、大手ではトヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱、スバル、スズキ、ダイハツ等々
予算
ここでは購入に付随する一切の金額のこと。車は車両代金だけではなく運転するための法定費用や、購入先販売店の手数料、運行するための保険、場合によっては駐車場の月額料金などがかかる
4駆(4WD)
エンジンで得た出力を前と後ろの両方の車輪に伝える駆動方式のこと
リサイクル区分
中古車を購入する際、価格の中にリサイクル預託金が支払い済みで含まれるのか、支払済みで含まれないのか、未払いなのかを区別する表示のこと
ルームミラー
運転席と助手席との間にある後方を確認するためのミラー
レギュラー
ガソリンはオクタン価という規格で分けられます。これはノッキング(エンジンが金属性の打撃音及び打撃的な振動を生じる現象)の起こりにくさ(耐ノック性・アンチノック性)を数値で表したものでオクタン価が高いほどノッキングが起こりにくい。そこでこの数値が89以上がレギュラーガソリンとなる